シロアリは雑食性昆虫で、木柱、枕木、木柵などの木材のほか、生きた樹木や農作物、プラスチック・ゴム類、繊維、皮革類をも食い荒らし、北海道の北部を除く道内でも生息しています。
アリとの違いは触角が数珠状になっていたり、羽が4枚とも同じ大きさ・形をしている事、胴体が細くくびれておらず寸胴であることなどです。
「ヤマトシロアリ」
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体長4~6mm。集団を成して枯れ木や朽ち木を食べ、その内部に巣を作る。特に湿った材を好み、巣は材の中に網目状に掘られた巣穴からなり、大規模に食害することはまず無い。乾燥には弱く自ら水を運ぶことはしない。
札幌市内でも住宅や店舗などで被害があり、羽アリが家の中に発生していたら注意が必要です。
マッチ棒の先(白い部分)が6ミリほどなので、成虫の小ささが分かります。
被害のあった柱を取り除いた状態。
放っておくと他の木材にも被害を及ぶことにもなります。
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木の柔らかい部分がシロアリに食われてスカスカの状態になっています。早期に発見できなければこのように躯体の被害も大きくなり、補修費用もかさんでしまいます。
素早い駆除と対策が必要です。